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訪問報告

YeLL訪問報告~西胆振地方編 その3~

こんにちは!稲生会の川村です!!

西胆振地区のYeLL報告、3回目の投稿です。

今回は病院、グループホームとふたつの場所を訪問し、ひとりのお子さんが排痰補助装置という
呼吸ケアのための医療機器を使い始めるお手伝いをした報告です。

まおちゃんは伊達市に住んでおり、グループホームと自宅を行き来しながら生活しています。
ときどき風邪をこじらせてしまうことがあって、その治療と予防のためにこの排痰補助装置の使用を決めました。

まずは普段から通院している日鋼記念病院で、主治医の上野先生や外来スタッフ、リハスタッフと一緒に初めての使用です。
これにはちょっとしたコツと慣れが必要なんですが、まおちゃんは緊張しながらも必死に頑張ってくれました。

NICUがある日鋼記念病院は、この地区の小児医療で重要な役割を担っています。
私たちもこの地区に住んでいる数人の患者さんたちについて一緒に診療させてもらっております。
これからもよろしくお願いします!

翌日はグループホームにお邪魔させてもらい、ここの看護師さんやヘルパーさん、訪問リハのセラピストさん、
そして両親とともに改めて機器の使用とそれに関わる説明を行いました。
皆さんからまおちゃんがリラックスする姿勢などのアドバイスをもらえたこともあり、前日よりさらに上手に使えました。
これなら今後も定期的に使用できそうです。

まおちゃんは2日間にわたって本当に頑張っていました。すごいなぁ!
かわいいお部屋も見せてくれてありがとうね!!

新しい医療機器が生活に入ってくることは、その方にとっても、周りで日常を支える人たちにとっても大きな変化です。
今回もこの装置自体を初めて見る人がほとんどでしたので、色々と不安も聞かれました。
私たちの役割はこの装置を持って行ったら終了というわけではないと思っています。
使い始めてからも心配なこと、気になることがあれば、いつでも相談に乗りたいです。

日鋼記念病院もありますし、少しでも安定した体調で、楽しく穏やかに生活できるよう、色々一緒に考えましょう。
今回は色々とありがとうございました!

今回のように医療を提供する病院と生活の場であるグループホームの両方を訪問出来たことは、私たちにとっても貴重な経験でした。
本人、家族、周りの支援者、それぞれの想いが、いい形に結びつくようこれからも応援したいと思っています。

色々な人に会えて楽しかったなぁ(笑) また行きますね!!

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