『選ばれた家族』
「ぼくには、弟がいる。名前は、寛太。」
寛太くんのお兄ちゃんが書いたこの文章は、
以前は重たい障害をもつ弟を周囲の視線から隠したいと思っていたこと、
そんな自分を恥ずかしく思っていたことの告白から始まります。
しかし、あることをきっかけにその気持ちに変化が起こり、
今は、かけがえのない弟を自慢に思い、そしてその選ばれた兄であることに
誇りをもって生きていることを教えてくれています。
その変化をもたらしたものは、なんだったのでしょうか。
私たちがYeLLの活動で伝えたいメッセージ、
それは、障害があってもなくても、
「みんな、とくべつなひとり。」
その事実を毎日感じながら暮らして行けるように、
お互いに大切にしあって行けるように、
この動画を沢山の方にご覧頂けたらと思います。
沢山の人と人をつないだ寛太君の笑顔、寛太君がくれた勇気は、
これからもたくさんの人をつなぎ続けていくことでしょう。
なお、文章の中で紹介されている詩は、ダウン症のお子さんをもつ
エドナ・マシミラ(Edna Massimilla)さんによる
「天国の特別な子ども(Heaven’s Very Special Child)」 です。
(2018/3/19 Y.M)